貴婦人バッグお嫁入り
このバッグ「貴婦人バッグ」と名づけました。
今朝ご依頼主さまの元へと旅立ちました。
イタリアのスカラマンドレの布です。
元某首相邸宅のカーテン等もこのスカラマンドレらしいです・・・。
このシルクの光沢はたまりません。
シルク転写の周りの様子です。
反対側はこんな感じです。
こちら側は生地の明るい色の模様を出しました。
その色に合わせて転写の周りのレースやビーズを選びました。
この布の発色、光沢、質感が画像からも何となく判って戴けるでしょうか。
底の様子です。
少しでも汚れ防止にと思いフランスチュールをかぶせてみました。
中の様子です。
口布リボンに入っているパープルに合わせてサイドのリボンと内生地は
パープル系にしてみました。
キルターと言えばコットンが主流。
ヴィクトリアンキルトではシルクやゴブランはよく使ってます。
が、こんな質感のここまで高価なシルクは初めてでした。
庶民の私には縁がありません・・・
そんな私にこの布を託したご依頼主さま。
デザインも何も希望はなしのまるっきりのおまかせで・・・。
むこうみずと言いましょうか・・
太っ腹と言いましょうか・・
私はそれにちゃんとお答え出来たでしょうか・・・。
いいお勉強になりましたしこれからも精進していかねばと
思ったのでした。
こんな機会を与えてくれたご依頼主さまに感謝してます。
他にも度々オーダーを入れてくださる方がたがいらっしゃいます。
先だっての作家展や今回のクチュールAKKOのショップ等でも
たくさんの人達に私の作品を購入して頂きました。
お気に入って頂いていつも大変嬉しく思ってます。
皆さんがお支払いくださった物に対して
それに見合った仕事がちゃんと出来ているかどうか
時々自問自答します。
責任ある仕事をしていかねばと思っています。
そんな思いを心の引き出しに大切に収めながら
普段は本当に楽しく飽く事もなく作品作りや諸々の
事をこなしています。
キルトを始めて18年。
一度も飽きる事なく今に至ってます。
作りたい物、してみたい物、
まだまだいっぱいあります。
よっぽど好きなんでしょう~ね!!
我ながらびっくりです!!
好きなものがあるって幸せな事ですね!!
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